2016年6月19日日曜日

6/17(金)中間発表授業まとめ

こんばんは、原です。
6月17日金曜日の授業での中間発表をまとめてます。
先生が私達に、来週までにやって来て欲しいことも書いてあります。

伝わり易くブログにまとめるのって難しいですね。
読みづらいところがあるかと思いますが、なるべく分かり易くまとめれるようにがんばってみます。
また、聞き逃していたりポイントを外していたりする場合すいません。
大事だと思った箇所は太字にしておきます。

ゲストに来てくれたチャボ

今回のゼミ室は、作品のコンセプトは決まっているけれど、それを自分の表現まで持って行けてなくて、
梅雨も重なっているせいで、心にダメージを感じている雰囲気でした。
提出まであと2週間、身体に気をつけて、全員で講評日を迎えたいです。





1.来週までにやること

どういう形で展示するかの、具体的プランを用意してくる。
土屋田原ゼミの学生みんな、伝えたいことの的は絞れて来ている。
だから、伝えたいことを、どういう形で自分らしく表現するのかを、頭で考えるよりとにかく、手を動かしてアイデアをたくさん出してみてとおっしゃってました。




 

2.プレゼンでの会話

【敬愛するアーティストとの2人展をやるつもりで作る】
コンセプトを明快にする。
たとえば、クリムトを敬愛する学生の作品を見た人は、クリムトを思い浮かべるはず。


【原】クリムト
「生と死、希望を薔薇で表現したい」
クリムトの生き方を参考にするのか、クリムトの作品で一番好きな1点を参考にするのか決めるべき。
なぜなら、表現は足し算でなく引き算だから。
極限まで余分を削ぎ落とした結果残ったものが、伝えたいこと。


【津田】石田徹也
「自分の感じているモヤモヤを、立体で表現したい」
頭だけで考えるのはやめて、手を動かしてものを作るべき。


【鮫島】ティラヴァーニャ
「鶏との関係のリアルを表現したい」
リアルを感じさせる表現とは何なのかを考え直すべき。
なぜなら、鶏そのものを展示しても、鑑賞者は鶏との関係のリアルを感じないから。
説明しないで、作品を見ただけで伝わるようにする。


【佐塚】トニー・クラッグ
「壊れたものの集合で作品にしたい」
「自分の表現とは何なのか分からない」
自分にとって身近で日常的な材料を用いることが、自分の表現に繋がる。


【小林】松井冬子
「フェミニズムや女の子の恨みの感情を、朽ちてゆく花で表現したい」
説明なしで、作品を見ただけで伝わるようにすべき。


【小田】川合健二
「馴染みのなかった土地に溶け込む瞬間を表現したい」
説明なしで、作品を見ただけで伝わるようにすべき。
また、説明的な作品に鑑賞者は心動かされない。


【石井】ソフィ・カル
「夏帆ちゃんのリアルを、夏帆ちゃん自身ではなく他人を用いて表現したい。
具体的には、電車で向かい側に座って寝てたおじさんの様子を撮影し、その写真をトレスした。
トレスする内、おじさんが他人じゃない気分になった。
なぜなら、トレスしたおじさんの線に、夏帆ちゃんの想像力や思いが入っていたから」
日常を見たまま切り取るだけじゃなく、そのもう一歩向こう側を鑑賞者に想像させるべき。
具体的には、おじさんの写真をトレスするだけじゃなく、そのおじさんの、写真に撮ってない姿も想像で描いてみてはどうか。


【森園】ジョン・ケージ
「オイルの中に垂らす水の滴は、オイルと混ざらず、水の滴のまま底に沈む。
この、水の滴の形状が、森園君は細胞みたいだと感じた。
この現象を見た鑑賞者に、繋がるとは何かについて等考えて困惑して欲しい」
説明なしで、作品を見ただけで伝わるようにすべき。


たしか寺田君と硴崎君は授業終了後に延長しての講評だったので、あまり聞こえてなかったかもしれません。
聞き逃しがあったらすいません。


【寺田】バンクシー
「鑑賞者が、自分の認識の絶対性を疑う作品を作りたい」


【硴崎】フェリチェ・ヴァリーニ
「中身のないものを見つめる人の姿を作品にしたい」





上に写真を載せましたが、今回の授業にはチャボがゲストとして来てくれました。
チャボは緊張していましたが、丸くふわっとしていて、目がくりりと澄んでいて、高い所に登りたがる姿に向上心を感じました。
ペットを飼う人の、動物は何もしてくれないけど、在るだけで良いという気持ちが少し分かった気がします。

みんなの講評を見ていると、先生と長く会話してる気がしました。
私ももう少し長く会話出来たら課題の進み具合が良くなるのかなと思いました。

今週もお疲れ様でした。

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